2015.11.30更新

本日は、一次性頭痛の中の一つ、「群発頭痛」についてご説明させていただきます。
一次性頭痛の中では、患者数が少なく、1000人に1人から多くても4人ほどといわれています。
患者は、女性よりも男性に圧倒的に多いという特徴があります。
年齢は、20歳代から40歳代に多く見られる病気です。

激痛と表現するのが適切な痛みが、こめかみや目の奥に発生します。
3015分から13時間ぐらいの痛みが1日に2回から8回ほど出現します。
数週間から数ヶ月間、毎日頭痛が続き、その後は頭痛が治まっている期間が、数カ月から数年続きます。
群発頭痛が起こる時間帯が、毎日ほぼ同時刻という方が多いです。

原因がはっきりしておらず、痛みも激しくやり過ごせるような痛みではなく、鎮痛剤も効かない事が多いのが難点です。
現在、純酸素吸入法が有効的な治療法とされています。
これと並行して薬物療法を行っていきます。
また、群発頭痛が起こっている期間中は、飲酒喫煙はNGです。
これは頭痛を誘発してしまうためです。

原因不明の継続的な頭痛でお困りの方。
もしかしたら、群発頭痛かもしれません。しれないと思ったら、せいかクリニックへご来院ください。

適切な治療を行ってまいりましょう。

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