せいかクリニックの院長、中村聖香です。
先日のブログで、介護の問題と認知症の関連性について、触れさせていただきました。
認知症は、せいかクリニックへ通院し治療を受けたり、リハビリを行ったりする事で、進行を緩やかにする事は可能ですが、残念ながら現代の医学では完治は不可能です。
つまり、最初に行うべき事は、認知症にならないようにする事です。
そこで今回から数回のブログに分けて、認知症予防についてお話させていただこうと思います。
初回は、「禁煙」です。
タバコは認知症に限らず、身体に良いものではありません。
それは皆様、ご存知の事と思います。
喫煙は、血管を細くしてしまいます。
脳の血管も細くなり、脳神経細胞に悪影響を及ぼすのです。
つまり喫煙が、認知症を発症したり、認知症の進行を早めてしまう事は、容易に想像できると思います。
昨年、九州大学の研究チームが発表した、15年間の追跡調査結果によると、喫煙者の認知症リスクはタバコを吸わない人と比較すると2倍であるといいます。
認知症にならずに、幸せな老後を過ごすためには、今から禁煙ですね!